旧伊勢市 平成 4年 9月 定例会
伊勢市議会会議録一 開会の日時及び場所 平成四年九月四日 午前十時三分 於
伊勢市議会議場一 散会の日時 平成四年九月四日 午前十時五十九分一
出席議員及び
欠席議員の氏名
出席議員三十一名 一番 宿 典泰君 二番 中村 清君 三番 中村 康君 四番
児山武久君 五番
杉浦宮雄君 六番
森下隆生君 七番
松浦美佐子君 八番
池田ミチ子君 九番
中村豊治君 十番
大西正孝君 十一番
中川力夫君 十二番
森本幸生君 十三番
山下真美君 十四番 二見 澄君 十五番
中田松生君 十六番
馬瀬昌之君 十七番 戸上 彰君 十八番
浜田耕司君 十九番
中西孝一君 二十番
岡野侃司君 二十一番 森本 馨君 二十二番
中野泰男君 二十三番
中村義之君 二十四番
中山一幸君 二十五番
西村栄治君 二十六番 多田 敏君 二十八番
豊田喜冨君 二十九番 中川 尭君 三十番
浜口秀也君 三十一番 中西 薫君 三十二番
国府保幸君
欠席議員一名 二十七番
古川三男君一 説明のため出席した者 市長
水谷光男君 助役
河俣平男君
収入役 鈴木善裕君
企画振興部長 高嶋 巌君
総務部長 松田隆生君
市民生活部長 松本 実君
福祉保健部長 五十子忠雄君
産業部長 西井道隆君
世界祝祭博覧会 建設部長 小川斌夫君 宮間松生君
推進部長 病院事務部長 中世古栄一君
水道部長 坂野家夫君 消防長 三浦登美男君
振興開発課長 佐之井久紀君
総務課長 小林良男君
財政考査課長 村田 毅君
教育委員会 病院経理課長 野中 昭君 湊 キミ君
委員長 教育長 向井孝治君
監査委員 久田和生君
監査委員 安井幸二君
事務局長一
会議録に署名する議員の氏名 十五番
中田松生君 十六番
馬瀬昌之君一
議事日程 第一
会議録署名議員の指名について 第二 議案第四十五号 平成三年度伊勢市
病院事業特別会計決算認定について 第三 議案第四十六号 平成三年度伊勢市
水道事業会計決算認定について 第四 議案第四十七号 平成四年度伊勢市
一般会計補正予算(第二号) 第五 議案第四十八号 平成四年度伊勢市
国民健康保険特別会計補正予算(第一号) 第六 議案第四十九号 伊勢市の休日を定める
条例等の一部改正について 第七 議案第五十号 伊勢市職員退隠
料退職給与金遺族扶助料支給条例臨時特例等の一部を改正する条例の一部改正について 第八 議案第五十一号
伊勢市立図書館の設置ならびに管理に関する条例の一部改正について 第九 議案第五十二号 伊勢市
消防賞じゅつ金及び
殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正について 第十 議案第五十三号 朝熊第一
団地公営住宅改築工事(第二期)の
請負契約について 第十一 議案第五十四号
上口駅前コミュニティ消防センター新築工事の
請負契約について 第十二 議案第五十五号
朝熊山麓開発造成工事の
請負契約の変更について 第十三 議案第五十六号
朝熊山麓開発造成(その二)工事の
請負契約の変更について一 本日の会議に付した事件 一 平成三年度伊勢市
病院事業特別会計決算認定について 一 平成三年度伊勢市
水道事業会計決算認定について 一 平成四年度伊勢市
一般会計補正予算(第二号) 一 平成四年度伊勢市
国民健康保険特別会計補正予算(第一号) 一 伊勢市の休日を定める
条例等の一部改正について 一 伊勢市職員退隠
料退職給与金遺族扶助料支給条例臨時特例等の一部を改正する条例の一部改正について 一
伊勢市立図書館の設置ならびに管理に関する条例の一部改正について 一 伊勢市
消防賞じゅつ金及び
殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正について 一 朝熊第一
団地公営住宅改築工事(第二期)の
請負契約について 一
上口駅前コミュニティ消防センター新築工事の
請負契約について 一
朝熊山麓開発造成工事の
請負契約の変更について 一
朝熊山麓開発造成(その二)工事の
請負契約の変更について一 会議の要領 (
欧州視察帰国あいさつ・
杉浦宮雄君)
○議長(
中野泰男君) ただいまから
市議会定例を開会いたします。 本日の出席者は、三十一名であり、
議員定数の半数以上であります。よって、会議は成立いたしております。 本議会の
議案等説明のため、市長、
教育委員会委員長及び
久田監査委員の出席を求めましたところ、市長から、助役、
収入役、各部長、所長、
消防長、参事、次長、各課長、室長、館長、
消防署長、副参事、嘱託員を。
教育委員会委員長から、
教育長、次長、各課長、所長、館長を。
久田監査委員から、
事務局長をそれぞれ
説明補助員として議場に
出席承認方の申し出がありましたので、これを承認いたしておきましたから、御報告いたします。 本日の
議事日程は、お手元へ配付のとおりであります。 それでは、会議に入ります。 日程第一、
会議録署名議員の指名を行います。 お諮りいたします。本議会の
会議録署名者二名を議長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中野泰男君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 それでは、十五番中田君、十六番馬瀬君の御両名に
お願いいたします。 お諮りいたします。 審議の都合により、日程第二、議案第四十五号及び日程第三、議案第四十六号の二件を
一括議題といたしたいと思いますが、さよう取り計らいまして、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中野泰男君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 それでは、議案第四十五号「平成三年度伊勢市
病院事業特別会計決算認定について」、議案第四十六号「平成三年度伊勢市
水道事業会計決算認定について」、以上二件を
一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。……市長
◎市長(
水谷光男君) ただいま一括上程されました「議案第四十五
号平成三年度伊勢市
病院事業特別会計決算認定について」外一件につきまして御説明申し上げます。 「議案第四十五
号平成三年度伊勢市
病院事業特別会計決算認定について」、「議案第四十六
号平成三年度伊勢市
水道事業会計決算認定について」の二議案につきましては、いずれも
企業会計の決算に係るものでございまして、両会計とも、去る三月決算を終え、このほど
監査委員の審査も終了いたしましたので、
監査委員の
意見書を付し、
地方公営企業法の規定に基づきまして、議会の御認定を
お願いするものでございます。 なお、詳細につきましては、助役から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどを
お願い申し上げます。
○議長(
中野泰男君) ……助役
◎助役(
河俣平男君) ただいま一括上程されました議案第四十五号「平成三年度伊勢市
病院事業特別会計決算認定について」外一件につきまして、補足の御説明を申し上げます。 まず、議案第四十五
号平成三年度伊勢市
病院事業特別会計の
決算認定につきまして御説明申し上げますので、
病院決算書の一〇ページをお開きいただきたいと存じます。 まず、
事業報告でございますが、
公的医療機関として
地域住民の
医療福祉の向上を図るとともに、企業としての
経済性についても十分配慮しつつ、事業の運営に努め、
外来診療棟増改築事業に着手し、
高度医療への対応に留意してまいりました。 病院の
利用状況でございますが、入院
患者数延べ十三万八千二百八十二人、外来
患者数延べ二十六万八千六百四十六人で、前年度と比較いたしますと、入院
患者数で八千四百四十五人、外来
患者数で一万三千百九十六人と増加いたしております。
収益的収支の状況といたしましては、
消費税を除き
一般会計負担金二億円を含め、
事業収益は五十八億四千七百二十三万四千八百十二円となっております。これを前年度と比較いたしますと、四億一千七百七十六万二千四百七十五円、七・七%の増収となりました。 一方支出におきましては、総
支出額五十九億七千八百四十九万五千二百三十八円となり、前年度と比較いたしますと三億六百十九万二百二十九円、五・四%の増加となり、
収支差し引きいたしますと、甚だ遺憾でございますが、一億三千百二十六万四百二十六円の
当年度純損失を生じたのでございます。 この主なものは、
当年度は
医療費改定が見送られたため、収益が費用に追随しなかったものと思慮いたしております。 次に、
資本的収支でございますが、収入は
一般会計の繰り入れによる
負担金一億円と
増改築事業に伴います
企業債五億九千万、
投資償還金十一万八千三百二十円、
国庫補助金二千百九十六万円の計七億一千二百七万八千三百二十円でございます。 これに対しまして支出は、
企業債元金の償還に一億三千五百四万五千五百十五円、
外来診療棟増改築事業費、
医療器械購入整備のための
建設改良費に七億八千七百四十五万七千三十円の計九億二千二百五十万二千五百四十五円となり、
収支差し引きいたしますと、二億一千四十二万四千二百二十五円の
不足額を生じましたので、これにつきましては、
過年度分損益勘定留保資金等で
補てんをいたしております。 これらの結果、
当年度末の未
処理欠損金は十三億二千三百五十二万八千百二円となり、今後の
病院運営は極めて厳しい状況が続くことが予想されますが、より一層
医療サービスの向上に努めながら、経費の節減、
合理化等経営改善に努め、
健全経営に努力をいたす所存でございます。 それでは、
決算書の一ページにお戻りいただきたいと存じます。 一、二ページの
決算報告書につきましては、
予算額との対比から
消費税込みの数値を三ページ以降の
損益計算書等につきましては、仮受け・仮
払い消費税等についてそれぞれ整理を行った数値を記載することとされておりますので、御理解をいただきますよう
お願い申し上げます。 なお、仮受け・仮
払い消費税につきましては、
備考欄に記載をいたしております。 まず、
収益的収入及び支出でございますが、これは平成三年度の
経営活動に伴い発生いたしました収益及び費用の
決算額と
予算額を対比して記載しております。 収入につきましては、入院、
外来等医業収益で五十五億九千五百七十五万六千三百三十八円、
医業外収益といたしまして、他
会計負担金、
補助金、
預金利息、その他
医業外収益を合わせまして二億五千六百五十四万四千八百九十九円、合計五十八億五千二百三十万一千二百三十七円となっております。これは、
予算額に対しまして五千五百六十四万三千二百三十七円の増収となり、前年度の
事業収益と比較いたしますと四億一千八百十六万五千七百四十八円、七・七%の増加となっております。 支出におきましては、
医業費用といたしまして、
給与費、
材料費、諸
経費等医業費用で五十七億二千二百七十八万三千九百四十三円、
企業債の
支払利息等医業外費用に二億五千九百八十七万五千九百七十二円の、合計五十九億八千二百六十五万九千九百十五円となっております。これは、
予算額に対しまして九九・六%の執行でございまして、また前年度の
支出額と比較いたしますと三億五百八十四万八千二百六十七円、五・四%の増加となっております。 次に、二ページを
お願いいたします。これは、
資本的収入及び支出でございますが、収入といたしましては、
一般会計からの
負担金一億円、
増改築事業に伴います
企業債五億九千万円、
投資償還金十一万八千三百二十円、
国庫補助金二千百九十六万円の、合計七億一千二百七万八千三百二十円でございます。 また、支出といたしましては、
建設改良費として七億八千七百四十五万七千三十円、これは、外来、
診療棟増改築工事費五億一千七百五十二万九千六百七十七円、
医療器械購入費等二億六千九百九十二万七千三百五十三円でございます。それに、
企業債償還元金一億三千五百四万五千五百十五円の、合計九億二千二百五十万二千五百四十五円でございます。この結果、二億一千四十二万四千二百二十五円の
収支不足額を生じましたので、欄外に記載のとおり
補てんをさせていただいております。 次に、三、四ページの
損益計算書について御説明を申し上げます。これは、本年度の収益とこれに対する費用を計上いたしております。 なお、さきに申し上げましたように、
消費税関係の数値につきましては、
医業収益、
医業費用ともに、
消費税抜きで記載し、それぞれ
医業外収益、
医業外費用に整理を行っております。この結果、
経常損失といたしまして一億三千百二十六万四百二十六円を計上いたしておりますが、前年度
繰越欠損金十一億九千二百二十六万七千六百七十六円と合わせますと、
当年度未
処理欠損金は十三億二千三百五十二万八千百二円となるのでございます。 次に、五ページを
お願いいたします。五ページ、六ページの
剰余金計算書でございますが、
利益剰余金につきましては、先ほど申し上げましたとおりでございますので、省略をさせていただきまして、次の
資本剰余金の部でございます。本年度の発生額といたしましては、
国庫補助金二千百九十六万円、六ページの他
会計負担金一億円でございます。 次に、七ページにまいりまして、
欠損金処理計算書でございますが、次年度へ繰り越すことといたしております。 次の八、九ページの
貸借対照表でございますが、
当年度末の資産、負債、資本を総括的にあらわしたものでございます。御高覧を賜りたいと存じます。 以上、極めて雑駁でございますが、平成三年度伊勢市
病院事業特別会計決算の概要につきましての説明を終わらせていただきます。 なお、
附属書類を一〇ページ以降に添付させていただいておりますので、御高覧の上、御参照賜りますよう
お願いを申し上げます。 続きまして、議案第四十六
号平成三年度伊勢市
水道事業会計決算認定につきまして、御説明を申し上げます。 まず、
事業報告から申し上げたいと存じますので、
決算書一〇ページを
お願いいたします。 本年度の
水道事業は、昭和六十年度以降積極的に推進してまいりました豊浜、
北浜地区簡易水道の上水道への統合と
県営南勢水道用水供給事業からの受水に伴います第四次
拡張事業第二期工事の楠部第二
配水池築造及び国道二十三号線
宮川大橋添架工事等の完成をもって、第四次
拡張事業は終了いたしました。さらには、
安定給水の確保と有収率の向上を図るため、
事業計画に基づき
老朽石綿セメント管の
鋳鉄管への
布設替え工事及び
配水本管の
新規布設工事並びに施設の
整備改良工事等を実施してまいりました。
事業運営面では、
給水戸数三万八千五百六十四戸で、前年度より五百十九戸増加いたしました。また、
年間配水量は一千八百九万八千立方メートルで、前年度対比〇・七%の増加となり、有
収水量におきましては一千四百二十一万五千立方メートルで、前年度比一・四%の増加となったものでございます。 また、
財政収支の状況は、常に経費の節減、経営の合理化、効率化を図りながら、
健全財政の保持に努めてまいりましたが、
収益的収支におきまして、
事業収益十九億一千九百七十万二千円、
事業費用二十億八千五百八十四万七千円で、一億六千六百十四万五千円の純損失が生じましたが、前年度からの
繰越利益剰余金と差し引きいたしました結果、
当年度未
処分利益剰余金は三千六百六十六万四千円となったのでございます。 一方、
資本的収支におきましては、収入五億五千四百十七万六千円、支出九億六百十三万二千円で、
収支不足額三億五千百九十五万六千円は、
減債積立金及び
建設改良積立金等で
補てんをさせていただいております。 以上が本年度の事業の概要でございますが、今後の
事業運営につきましては、さらに厳しい事態が予測されますので、より
独立採算制を堅持し、
公共性と
経済性の調和を図り、
合理的運営に努め、安定した給水、
市民サービスの向上に努力する所存でございます。 それでは、
決算書の一ページから順を追って御説明を申し上げます。一ページを
お願いいたします。
決算報告書につきましては、
消費税を含む
決算額でございまして、仮受け・仮
払い消費税額につきましては、
備考欄に記載させていただいております。また、二ページ以降の
損益計算書につきましては、仮受け・仮
払い消費税につきましては、それぞれ整理を行った数値を記載しておりますので、御理解いただきますよう
お願いを申し上げます。 まず、
収益的収入及び支出から申し上げます。
事業収益十九億七千三百八十四万四千七百七十三円に対しまして、
事業費用では二十一億一千九百二十九万二千六百六十四円の執行となり、
収支差し引き一億四千五百四十四万七千八百九十一円になりますが、
消費税を除きますと、
当年度純損失は一億六千六百十四万五千二百四円となるのでございます。 なお、
水道事業費用のうち第二項
営業外費用におきまして百五十九万五百九十三円を第四項
予備費よりやむを得ず充当させていただいております。予算の編成また執行に当たりましても、慎重に対応してまいったところでございますが、今後とも十分意を用いてまいる所存でございますので、この点御了承のほど
お願いを申し上げます。 続きまして、
資本的収入及び支出でございますが、収入について申し上げますと、これは
企業債と
工事負担金の収入でございまして、五億五千四百十七万六千三百三十八円となります。 次に、支出でございますが、これは
建設改良費と
企業債償還金でございまして、その
決算額は九億六百十三万二千二百五十五円の執行となり、
資本的収支におきましては、
収支差し引き三億五千百九十五万五千九百十七円の不足を生じましたので、これを
資本的収支におきます仮受け
消費税と仮
払い消費税との差額二千一万一千二百八十五円を
当年度消費税資本的収支調整額として
補てんいたしましたほか、
減債積立金一億三千百六万五千八十九円、及び
建設改良積立金二億八十七万九千五百四十三円で
補てんをさせていただいております。 続きまして、二ページから三ページを
お願いいたします。これは、
水道事業損益計算書でございまして、
当年度におきます
経営状況を示すものでございまして、年度中の収益とこれに対応する費用を記載いたしております。 次に、四ページにまいりまして、四ページから五ページにかけましての
剰余金計算書でございますが、
当年度は、先ほど御説明申し上げましたとおり一億六千六百十四万五千二百四円の純損失を生じましたので、前年度からの
繰越利益剰余金二億二百八十万九千三百三十七円から差し引きいたしました結果、
当年度未
処分利益剰余金は三千六百六十六万四千百三十三円となります。 次に、六ページにまいります。六ページの
剰余金処分計算書でございますが、これは、ただいま申し上げました
当年度未
処分利益剰余金三千六百六十六万四千百三十三円を翌
年度繰越利益剰余金とすることといたしております。 なお、七ページから九ページにかけまして、
貸借対照表を記載いたしております。これは、資産、負債及び資本を総括的にあらわしております。説明は省略させていただきますが、御高覧の上、御参照賜りたいと存じます。 以上で、平成三年度伊勢市
水道事業会計決算の概要の説明を終わらせていただきますが、
附属書類を一一ページ以降に添付させていただいておりますので、御高覧の上、よろしく御審議賜りますよう
お願い申し上げます。
○議長(
中野泰男君) 次に、
監査委員から監査結果の報告を
お願いいたします。……
監査委員
◎
監査委員(
久田和生君) ただいま一括上程されました「議案第四十五
号平成三年度伊勢市
病院事業特別会計決算認定について」及び「議案第四十六
号平成三年度伊勢市
水道事業会計決算認定について」の二議案に関しまして、
決算審査の結果を御報告申し上げます。 この二つの
事業会計の決算につきましては、各事業の運営が
公営企業の
基本原則に従ってなされているかどうかについて、特に意を配して審査いたしましたが、各決算並びに
決算諸表は、いずれも
地方公営企業法の諸規定及び
会計原則に準拠して作成されており、かつ諸帳簿、書類を照合、点検の結果、いずれも符合し、計数的にも正確であり、
当年度の実績及び
財政状況を適正に示しているものと認めた次第でございます。 つきましては、
会計別に若干申し上げさせていただきます。 まず、病院についてでありますが、地域の
公的医療機関として、高度な
医療機能の充実により、市民の
医療福祉の増進に積極的に努力されているところであります。本年度の
利用状況といたしましては、一日平均
患者数、入院
患者三百七十八人、外来
患者九百八人となり、前年度と比較しますと、入院で二十二人、外来で三十六人と、いずれも増加し、その結果、
入院収益におきましては前年度より二億七千百七万六千三百四十三円、また
外来収益におきましても一億八千六十八万八千八百八十五円と、いずれも増収となっております。 しかし、本年度も費用におきましては、
給与費、諸
経費等の増高によりまして、本年度の
医業収支で六千百三万六千九百五十八円の損失、また
医業外収支におきましても七千二十二万三千四百六十八円の損失を計上し、合わせて一億三千百二十六万四百二十六円の単年度純損失となっております。 また、
資本的支出におきましては、機器、備品の
更新導入並びに
外来棟の
増改築等、
施設整備費に七億八千七百四十五万七千三十円を支出し、
医療機能の充実と効率を高めているところでありますが、なお今後も
地域住民が安心して医療が受けられる
医療供給体制の
整備充実を図り、信頼される
公立病院としてよりよい
医療サービスの向上を図るとともに、経費の節減、
合理化等、
経営改善に努力されることを付言した次第であります。 次に、水道でありますが、市民の
日常生活用水の
安定給水を目標に、第四次
拡張事業の第二期工事により、楠部第二
配水池築造と国道二十三号線
宮川大橋添架工事等の完成を見ることができ、
安定給水の確保のため、
整備拡充が図られております。また、有収率の向上を図るため、
事業計画に基づき
老朽石綿セメント管の
鋳鉄管への
布設替え工事を行った結果、本年度の有収率は七八・五%となり、前年度より〇・五%向上されておりますが、二年度の
県下平均有収率に至っていないのが現状であります。
事業実績といたしましては、
給水戸数で五百十九戸の増加、
布設配水管では四千七百四十四メートルの増、また年間総配水量及び有
収水量もともに増となっております。
経営収支におきましては、
事業収益で十九億一千九百七十万二千二十四円となり、前年度と比較しますと五・四%の増となっております。 一方、
事業費用におきましては、二十億八千五百八十四万七千二百二十八円で、前年度と比較いたしますと三〇・三%の増となり、その結果、本年度は一億六千六百十四万五千二百四円の純損失となっております。 また、
資本的支出におきましては、
建設改良費で七億三千九百二十三万一千六百四十一円を支出し、
配水本管の布設その他
建設改良工事等諸施設の充実に努められているところであります。 今後の
事業運営につきましては、
県営南勢水道の受水費、
企業債元利償還金等経費の増高が見込まれるなど、厳しい事情が予測されますので、あくまでも
独立採算制を堅持し、経費の節減はもとより、
公共性と
経済性の調和を図りながら、
安定給水の確保と
市民サービスの向上に努力するよう付言した次第でございます。 以上、各会計の
決算審査につきまして概略を申し述べましたが、詳細につきましては、
審査意見書をお手元に配付させていただきましたので、御高覧賜りますよう
お願い申し上げます。 以上、簡単でございますが、審査結果の報告とさせていただきます。何とぞよろしく御了承のほど
お願い申し上げます。
○議長(
中野泰男君) お諮りいたします。 上程中の議案第四十五号外一件一括の議案につきましては、さらに精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中野泰男君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 お諮りいたします。審議の都合により、日程第四、議案第四十七号から日程第九、議案第五十二号に至る六件を
一括議題といたしたいと思いますが、さよう取り計らいまして御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中野泰男君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 それでは、「議案第四十七
号平成四年度伊勢市
一般会計補正予算(第二号)」、「議案第四十八
号平成四年度伊勢市
国民健康保険特別会計補正予算(第一号)」、「議案第四十九号伊勢市の休日を定める
条例等の一部改正について」、「議案第五十号伊勢市職員退隠
料退職給与金遺族扶助料支給条例臨時特例等の一部を改正する条例の一部改正について」、「議案第五十一号
伊勢市立図書館の設置ならびに管理に関する条例の一部改正について」、「議案第五十二号伊勢市
消防賞じゅつ金及び
殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正について」、以上六件を
一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。……市長
◎市長(
水谷光男君) ただいま一括上程されました「議案第四十七
号平成四年度伊勢市
一般会計補正予算(第二号)」外五件につきまして御説明を申し上げます。 まず、「議案第四十七
号平成四年度伊勢市
一般会計補正予算(第二号)」につきましては、本格予算成立後、県
補助金等の決定等によります事業費の追加及び行政運営上早急に予算化を必要といたします諸経費を合わせまして、一億三千八百二十四万七千円の追加補正を
お願いいたしております。 なお、去る八月二十八日政府が決定いたしました総合経済対策への対応につきましては、国会審議の経過を踏まえながら、具体的な財源見通し等が確立されました段階で、早急に議会の御審議を
お願いいたしたいと考えておりますので、御理解のほどよろしく
お願い申し上げます。 それでは、歳出の主なるものにつきまして御説明を申し上げます。 まず、農林水産業費でございますが、財団法人三重県リゾート振興公社から委託を受け、松くい虫被害の著しい地域につきまして、松林等景観整備を図るための経費を計上いたしております。 また、新たに県から追加割り当てのありました県単土地基盤整備事業に要します経費を計上し、排水路等の整備を図ることといたしております。 次に、土木費におきましては、関係機関との協議も整いましたので、地域づくり推進事業として採択を受けております「おはらい町石畳のみち」整備に要します経費を計上いたしております。 以上、歳出の主なるものにつきまして御説明を申し上げましたが、これらに充当いたします財源といたしましては、地方交付税におきまして四千二百万円、市債その他におきまして九千六百二十四万七千円を計上いたしております。 なお、事業費の補正に関連しまして、地方債につきましても、必要額の補正を行っておりますので、よろしく
お願い申し上げます。 次に、「議案第四十八
号平成四年度伊勢市
国民健康保険特別会計補正予算(第一号)」は、一億三千五百一万四千円の追加補正を
お願いいたしております。 補正の主なるものといたしましては、本年度の診療報酬の改定に伴います医療費の所要経費、単価改正に伴います助産費等の所要経費並びに保健活動を充当するための諸
経費等を計上いたしたもので、財源といたしましては、前年度繰越金を充当することといたしております。 次に、条例関係につきまして御説明を申し上げます。 議案第四十九号伊勢市の休日を定める
条例等の一部改正につきましては、地方自治法の一部改正に準じ、完全週休二日制導入に伴います市の休日、勤務時間制度等の規定を整備するため、関連いたします条例を改正しようとするものでございます。 議案第五十号伊勢市職員退隠
料退職給与金遺族扶助料支給条例臨時特例等の一部を改正する条例の一部改正につきましては、恩給法等の一部を改正する法律に準じまして、普通退隠料等の受給者に対しまして是正措置をするため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第五十一号
伊勢市立図書館の設置ならびに管理に関する条例の一部改正につきましては、
伊勢市立図書館の新築に伴い、図書館の位置を変更するとともに、新たにふるさと文庫及び図書館協議会を設置するため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第五十二号伊勢市
消防賞じゅつ金及び
殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正につきましては、消防表彰規程の一部改正に準じ、賞じゅつ金の金額を引き上げるため、条例を改正しようとするものでございます。 以上、補正予算並びに条例関係につきましてその概要を申し上げましたが、なお詳細につきましては、助役から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどを
お願い申し上げます。
○議長(
中野泰男君) ……助役
◎助役(
河俣平男君) ただいま一括上程されました「議案第四十七
号平成四年度伊勢市
一般会計補正予算(第二号)」外五件につきまして、補足の御説明を申し上げます。 「議案第四十七
号平成四年度伊勢市
一般会計補正予算(第二号)」につきまして、まず御説明を申し上げます。 今回は、歳入歳出で一億三千八百二十四万七千円の追加補正を
お願いいたしており、補正後の
予算額は二百六十四億二千二百九十八万八千円となります。 それでは、補正の内容につきまして御説明を申し上げたいと存じますが、便宜上歳出から御説明申し上げますので、まず四ページを
お願いいたしたいと存じます。 まず、款二総務費、項一総務管理費、目一一般管理費二百九十八万二千円、款三民生費、項二児童福祉費、目四児童福祉施設費六百六十万円でございますが、公用車及び保育所の冷暖房につきましては、耐用年数を考慮して、保守点検に努めてまいりましたが、老朽化が著しく、事故等の危険もありますことから、それぞれ更新費用を計上いたしたものでございます。 次に、款六農林水産業費、項一農業費、目九土地改良受託整備費一千八百三十八万円でございますが、新たに県から追加割り当てのありました県単土地基盤整備事業に要する経費でございます。その財源といたしましては、受託事業収入を充当することといたしております。 次に、項二林業費、目二林業振興費八百五十万円でございますが、財団法人三重県リゾート振興公社から委託を受けて、松くい虫被害の著しい地域において松林等景観整備を行う経費を計上いたしております。その財源につきましては、受託事業収入を充当いたしております。 次に、項三水産業費、目三漁港管理費二百七十二万一千円につきましては、損傷の著しい漁港の樋門等の改良事業に要する経費でございます。 次に、款九土木費、項八都市計画費、目二都市施設管理費五百万円の追加でございますが、これは、五十鈴公園内にあります便所の改修工事費及び宇治浦田街路広場の区画線、看板の設置に要する経費でございます。 次に、四ページから五ページにかけましての目三街路事業費九千二百万円の追加でございますが、県等との協議も進みましたので、地域づくり推進事業として採択を受けておりますおはらい町「石畳のみち」整備に要する経費を計上いたしたものでございます。また、その財源といたしましては、市債六千九百万円を充当いたしております。 次に、五ページ上段の目四都市下水道費六十万円につきましては、下水道課新設に伴い、事業推進のため、調査費等を計上したものでございます。 次に、款十一教育費、項五社会教育費、目一社会教育総務費九十六万四千円の追加でございますが、近畿自動車道建設に伴い移転をいたしました五十鈴ケ丘公民館建設費に対する
補助金を計上いたしております。 次に、項六保健体育費、目三体育振興費五十万円の追加でございますが、これは九月十三日に開催されますちびっ子駅伝大会に要する経費を計上いたしたものでございます。 以上で、歳出の説明を終わらせていただきまして、歳入に入りたいと思います。三ページにお戻りいただきたいと存じます。 款七地方交付税で四千二百万円のほか、款十四寄附金、款十七諸収入、款十八市債でございまして、所要の財源を計上いたしております。 以上で歳入の説明を終わらせていただきます。 続いて、二ページにお戻りを
お願いいたします。下段の第二表地方債補正でございますが、今回の補正予算に関連して、地方債の限度額も変更させていただきましたので、よろしく
お願い申し上げます。 以上で
一般会計補正を終わらせていただきまして、七ページを
お願いいたします。「議案第四十八
号平成四年度伊勢市
国民健康保険特別会計補正予算(第一号)」につきまして御説明をさせていただきます。 今回補正を
お願いいたしますのは、歳入歳出一億三千五百一万四千円の追加でございまして、補正後の
予算額は五十三億一千四十一万七千円となっております。 それでは、その歳出から主なものにつきまして御説明を申し上げます。 まず、款二保険給付費でございますが、総額で一億一千八百九十八万六千円の追加となっております。これは、本年四月一日から診療報酬の引き上げ改定が行われたことに伴いますもので、項一療養諸費の八千四百六十九万八千円及び項二高額療養費八百七十七万八千円を追加するものでございます。また、項三助産諸費一千六百八十三万円及び項四葬祭諸費八百六十八万円の追加は、さきの六月議会におきまして御承認をいただきました国民健康保険条例の一部改正により支給額が引き上げられたことにより、その差額分を計上したものでございます。 次に、款五保健施設費六百三十八万円の追加でございますが、これは、今後の高齢化社会に備え、自分の健康は自分で守るという健康意識の高揚を推進するため、所要の経費を計上いたしたものでございます。 次に、款七諸支出金、項一償還金及び還付加算金九百六十四万八千円の追加でございますが、これは、平成三年度療養給付費等
負担金におきまして、一般分で超過交付となりましたものを返還するものでございます。 続きまして、歳入でございますが、款八繰越金一億三千五百一万四千円の追加でございます。これは、前年度繰越金のうち歳出に見合う額を計上させていただいたものでございます。 以上で国保の補正を終わらせていただきまして、条例関係につきましての御説明を申し上げたいと存じます。 まず、議案第四十九号伊勢市の休日を定める
条例等の一部改正につきましては、第一条は、伊勢市の休日を定める条例の一部改正でございまして、地方自治法の一部改正に準じまして、すべての土曜日を市の休日とし、市の機関の執務は、交代制等の職場を除き、原則として行わないこととするものでございます。 第二条は、伊勢市職員の勤務時間及び休暇に関する条例の一部改正でございまして、第一条の改正に伴いまして、すべての土曜日は勤務を要しない日とし、勤務時間は月曜日から金曜日までの五日間において割り振りを行うことといたしております。 第三条は、伊勢市職員給与条例の一部改正でございまして、第二条の改正に伴いまして、すべての土曜日の勤務を時間外勤務手当の対象といたしますとともに、宿日直勤務の規定につきまして所要の整備を行おうとするものでございます。 第四条は、伊勢市職員退職手当支給条例の改正でございまして、完全週休二日制の実施による勤務日数の変更に伴いまして、失業者の退職手当の支給の基礎となる勤務時間の計算につきまして、職員等であった期間に算定されます一月当たりの最少勤務日数を二十日から十八日に改めようとするものでございます。 なお、この条例は、規則で定める日から施行することといたしておりますが、他市の実施状況等も勘案しつつ、できれば十一月の第一土曜日から実施をいたしたいと考えておりますので、よろしく
お願い申し上げます。 また、第四条の規定による改正後の伊勢市職員退職手当支給条例の規定は、この条例の施行の日以降の期間における退職手当の支給の基礎となる勤続期間の計算について適用しようとするものでございます。 次に、議案第五十号伊勢市職員退隠
料退職給与金遺族扶助料支給条例臨時特例等の一部を改正する条例の一部改正につきましては、恩給法の一部改正に準ずるものでございます。 第一条関係の改正につきましては、長期在職者等の普通退隠料及び扶助料の年額についての特例でございまして、普通退隠料及び扶助料の最低補償額を、平成四年四月分以降それぞれ三・八四%引き上げようとするものでございます。 第二条関係の改正につきましては、扶助料の年額に係る加算の特例でございまして、遺族給付の水準の向上を図るため、有子の寡婦及び六十歳以上の老齢寡婦を対象にした加算額を引き上げようとするものでございます。 なお、この条例は公布の日から施行し、平成四年四月一日から適用しようとするものでございます。 また、附則第二条では、普通退隠料及び扶助料について、その年額の計算の基礎となる仮定俸給年額を平成四年四月分以降三・八四%増額改定することといたしております。 その他経過措置等の規定もいたしておりますので、御了承を
お願い申し上げます。 次に、議案第五十一号
伊勢市立図書館の設置ならびに管理に関する条例の一部改正につきましては、
伊勢市立図書館の新築に伴いまして、位置を、「伊勢市岡本三丁目一番九号」から「伊勢市八日市場町一三番三五号」に変更するとともに、新たにふるさと文庫及び図書館協議会を設置しようとするものでございます。ふるさと文庫につきましては、御承知のとおり、ふるさと創生資金を活用しようとするものでございます。 また、図書館協議会につきましては、図書館の運営に関し意見を述べる機関でございまして、
教育委員会が任命する委員十名以内で構成され、委員の任期は二年といたしております。 なお、この条例は、平成四年十月一日から施行しようとするものでございます。 また、図書館協議会の設置に伴いまして、附則におきまして、伊勢市特別職の職員で非常勤のものの報酬および費用弁償に関する条例を一部改正し、図書館協議会委員の報酬を日額六千円と規定いたしておりますので、よろしく
お願い申し上げます。 次に、議案第五十二号伊勢市
消防賞じゅつ金及び
殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正につきましては、消防表彰規程の一部改正に準じまして、賞じゅつ金の支給額を引き上げようとするものでございます。 第三条及び別表第一から別表第三までの規定の改正は、殉職者賞じゅつ金を、功労の程度に応じ、四百十万円以上二千百万円以下の範囲内で。障害者賞じゅつ金を、功労の程度及び障害の等級に応じ、百六十万円以上一千七百二十万円以下の範囲内で。また傷害者賞じゅつ金を、療養期間の程度に応じ、三万円以上四十万円以下の範囲内で、それぞれ議案に記載のとおり改正しようとするものでございます。 第四条の改正は、殉職者特別賞じゅつ金の支給額二千万円を二千五百万円に引き上げようとするものでございます。 なお、この条例は、公布の日から施行し、平成四年四月一日から適用しようとするものでございます。 以上、一括上程されました補正予算及び条例関係につきまして、補足の御説明を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議のほどを
お願い申し上げます。
○議長(
中野泰男君) お諮りいたします。 上程中の議案第四十七号外五件一括の議案につきましては、さらに精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中野泰男君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 お諮りいたします。審議の都合により、日程第十、議案第五十三号から日程第十三、議案第五十六号に至る四件を
一括議題といたしたいと思いますが、さよう取り計らいまして、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中野泰男君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 それでは、「議案第五十三号朝熊第一
団地公営住宅改築工事(第二期)の
請負契約について」、「議案第五十四号
上口駅前コミュニティ消防センター新築工事の
請負契約について」、「議案第五十五号
朝熊山麓開発造成工事の
請負契約の変更について」、「議案第五十六号
朝熊山麓開発造成(その二)工事の
請負契約の変更について」、以上四件を
一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。……市長
◎市長(
水谷光男君) ただいま一括上程されました「議案第五十三号朝熊第一
団地公営住宅改築工事(第二期)の
請負契約について」外三件につきまして御説明を申し上げます。 まず、「議案第五十三号朝熊第一
団地公営住宅改築工事(第二期)の
請負契約について」及び「議案第五十四号
上口駅前コミュニティ消防センター新築工事の
請負契約について」の二議案につきましては、いずれも、このたび契約の運びとなりましたので、議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第二条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 議案第五十五号
朝熊山麓開発造成工事の
請負契約の変更につきましては、平成四年三月十九日、議案第二十五号をもって議決を経ました
朝熊山麓開発造成工事の
請負契約の変更につきまして、このたび三重県及び三重県道路公社との調整に伴います地盤改良工、のり面工、広場工、調整池工、植栽工及び上水道工の変更並びに施工方法の見直しに伴います雨水排水工及び下水道工の変更を行うことにより、当該議決事項のうち
請負契約金に変更が生じることとなりましたので、議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第二条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 議案第五十六号
朝熊山麓開発造成(その二)工事の
請負契約の変更につきましては、平成四年三月十九日、議案第二十六号をもって議決を経ました
朝熊山麓開発造成(その二)工事の
請負契約の変更につきまして、このたび三重県との調整に伴いますのり面工、道路工、広場工、植栽工及び上水道工の変更並びに湛水防除の機能回復に伴います雨水排水工の変更を行うことにより、当該議決事項のうち、
請負契約金に変更が生じることとなりますので、議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第二条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、詳細につきましては、助役から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどを
お願い申し上げます。
○議長(
中野泰男君) ……助役